脱毛

痔でもVIO脱毛は可能?痔の種類別に安全な治療方法を解説

痔でもVIO脱毛は可能?痔の種類別に安全な治療方法を解説

こんにちは。
ビューティウィンド編集部です。

女性の身だしなみの一つとしてVIO脱毛が人気です。

自己処理をしなくてもプールや温泉にいつでも行ける気軽さだけでなく、清潔感がある(生理のときに蒸れない、ニオイが気にならない)ことで、ここ数年VIO脱毛を選ぶ女性が増えました。

さらに、「介護脱毛(将来介護をお願いすることになった場合、アンダーヘアがないほうが介護する側の負担が少ないため)」も話題となっています。

しかし、持病があったり、薬を服用したりしている場合は脱毛施術ができないこともあります。
また、気になるのが「痔」がある場合……。痔でもVIO脱毛できるのでしょうか?

痔の種類によっての脱毛施術について詳しくまとめました。

VIO脱毛について

VIO脱毛とは、

  • V…正面のショーツで隠れる部分
  • I…大陰唇周囲(ナプキンが当たる部分)
  • O…お尻の穴の周り

デリケートゾーン周り3部位をまとめて呼ぶ言い方です。

Vの範囲は、クリニック・サロンによって異なり、特に、サロンで「Vライン」と言うと、ビキニで隠れる部分ではなく、ビキニからはみ出る脚の付け根辺りの部分のみを指すことが多いです。

痔の種類によっては、VIの脱毛は可能でも、Oライン脱毛を受けられない可能性があります。

痔があると脱毛を受けられない理由

脱毛は、肌にレーザー(光)を当てるため、痔に限らず何かしらのトラブルがある場合、その部位は脱毛施術を受けることができません。

例えば、ニキビや吹き出物が化膿している場合(炎症を起こしている場合)や傷がある場合、日焼けした直後の場合などで、症状悪化やヤケドの危険性があるからです。

ニキビであれば、その部分だけを避けて照射することもできますが、Oラインはそもそもとても狭い部位のため、痔だけを避けて照射することが難しく、施術できません。

痔の種類

「痔」と一口に言っても種類によって、自然に完治するものもあれば、治療(手術)が必要なものもあります。
脱毛の可否とともに説明していきます。

イボ痔(外痔核と内痔核)

一般的にイボ痔と呼ばれるものには、肛門の外側にできる「外痔核(がいじかく)」と、肛門の内側にできる「内痔核(ないじかく)」があります。

イボのようにプクッとした腫れができるため、総称して「イボ痔」と呼ばれています。

「外痔核」は、自然治癒することもありますが、痛みを伴うことが多いので病院で治療したり市販の薬で改善を試みる人も多いでしょう。
この「外痔核」がある場合は、Oラインの脱毛はできません。

一方、「内痔核」は、初期の段階では外から見ただけではわからないですし、痛みがないため、検査をしない限りは痔があるかどうか本人にもわかりません。

芸能人がTVのバラエティ番組などで健康診断をして「痔が見つかった!」というのは、たいてい自覚症状のない「内痔核」のことです。

そのため、「内痔核」の方は、脱毛することは可能ですが、痔があることが分かっているのであれば、先に治療したほうがよいでしょう。
「内痔核」も悪化すると排便の際に出血したり、肛門の外へ脱出したりします。そのため、ひどくなると手術が必要な場合もあります。

切れ痔(裂肛)

切れ痔は、その名の通り肛門の皮膚が一部切れてしまう症状で、痛みを伴うことが多いです。
肛門に負担がかからないように(便秘や下痢にならないように)気をつけ、患部を清潔にし、薬で治療することが多いです。

切れ痔は「傷」と同じなので、切れ痔がある場合は、脱毛施術を受けることができません。

痔ろう

痔ろうは、肛門から2センチほど奥のところが化膿して膿が溜まり、そこからトンネルができ、肛門の横に穴が開があき、そこから膿が出てくる症状です。痛み、発熱を伴います。

膿が出ても穴がふさがることがないため、手術で治療するのが一般的です。
肛門周りに穴(傷)があるため、こちらも脱毛施術を受けることはできません。

まずは痔の治療

脱毛をしてキレイなOラインを目指すのであれば、まずは「痔」の治療を優先させましょう。

痔は痛みを伴うだけではありません。
痛みや出血を恐れることで、便秘になりやすくなります。

便秘になると、排便の際に切れてしまい痔が悪化するだけでなく、肌荒れや体調不良の原因にもなります。

「痔」は美容クリニックでは治療することはできませんので、まずは、肛門科・肛門外科で診察を受けましょう。

痔の予防方法

痔の予防方法

キレイなお尻を保つために、痔を予防する方法をまとめました。
痔になりやすい方は、気を付けておいてくださいね。

排便の習慣をつける

外出先ではトイレに行きにくいという方も多いとは思いますが、便意を感じたらすぐに出す、毎朝トイレに行く習慣をつけるなど、便通を整えましょう。

夜寝る前やお風呂でお腹をマッサージするのもおすすめです。

刺激物を食べ過ぎない

香辛料やアルコールなどの過剰摂取は腸内環境を悪化させます。
もちろん、痔の治療中は刺激物・アルコールは厳禁です。

適度な運動をする

痔が出来る原因のひとつに、ストレスがあります。
適度な運動や規則正しい生活は、ストレス軽減や、腸の調子を整える効果があります。

清潔に保つ

排便後は、やさしく丁寧に拭き取りましょう。
ウォシュレットでしっかり洗い、ティッシュでやさしく押さえるように拭き取るのがおすすめです。

まとめ

痔があることがわかっているのであれば、まずは治療を優先しましょう。

どうしてもVIO脱毛をしたいのであれば、VIだけ先に脱毛することも可能ですが、まとめて施術を受けるほうがお値段も気持ちも楽だと思いますよ。

-脱毛

Copyright© キレイになりたいチャンのブログ , 2025 All Rights Reserved.