こんにちは。
ビューティウィンド編集部です。
緊張して汗をかく人は、意外と多いです。
大事なプレゼンや商談中に大量の汗が出てしまうのは、非常に困った問題ですよね。
そこで本記事では、緊張性の汗の対策方法について解説します。
緊張したときの汗で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ、緊張で汗が出るの?
緊張性の汗の原因は、交感神経の活性化です。
緊張すると交感神経の働きは活発になり、血圧や体温が上昇。
結果として、汗の量が多くなります。
また緊張しているときに汗が出ると、
汗がたくさん出る
↓
見た目やニオイが気になる
↓
落ち着かず、さらに緊張する
↓
汗の量が増える
という悪循環にも陥ります。
よって緊張性の汗を抑えるには、あらかじめ対策をしておくことが大切です。
緊張性の汗の対策方法
緊張性の汗は、ある程度対策ができます。
具体的な対策方法は、以下の通りです。
- 深呼吸をする
- 体を冷やす
- 「汗をかいたらどうしよう」と考えこまない
- 制汗剤を使う
- 脇汗パッドや脇汗対策インナーを使う
それぞれ詳しくみていきましょう。
深呼吸をする
深呼吸をすると体内に酸素が取り入れられ、自律神経が安定します。
自律神経が安定すれば緊張は緩和され、今この瞬間にだけ集中できるようになります。
具体的には「緊張しているな」と感じた時点で、目を閉じてゆっくりと吸う・吐くを繰り返しましょう。
気分が落ち着くまで、何回繰り返しても大丈夫です。
深呼吸で緊張を和らげれば、自然と汗の量も減ります。
体を冷やす
体を冷やすと血圧や体温の上昇が抑えられ、汗も引きます。
緊張しそうなシチュエーションを迎える前に、タオルで覆った保冷剤や水で濡らしたタオルを用意しておきましょう。
冷やす場所は、太い血管が通っている脇の下や首の後ろがおすすめです。
より手軽に体を冷やしたいなら、手首に冷水をかけるだけでも効果はあります。
体を冷やすという直接的な対策も、緊張性の汗には有効です。
「汗をかいたらどうしよう」と考え込まない
「汗をかいたらどうしよう」と考え込むと、不安や緊張が増します。
結果として、汗の量が更に増えてしまうだけです。
精神論なので難しいかもしれませんが、大事なプレゼンや商談の前は、目の前のことだけに集中しましょう。
「汗をかいたらどうしよう」という考えを取り除くだけでも、汗の量は減ります。
制汗剤を使う
市販の制汗剤でも、汗を抑える効果は大きいです。
制汗剤に含まれる成分が、緊張時の汗を抑えてくれます。
また多くの制汗剤には、嫌なニオイを抑える成分も含まれているため、緊張時も汗臭さを心配する必要がありません。
「制汗剤を使っているから大丈夫!」という安心感にもつながりますね。
緊張性の汗に悩んでいる人は、制汗剤も積極的に利用しましょう。
脇汗パッドや脇汗対策インナーを使う
脇汗パッドや脇汗対策インナーは、脇汗によるシミを目立たないアイテムです。
脇汗が他人から分からない状態であれば、
汗をかく
↓
見た目が気になる
↓
落ち着かず、さらに緊張する
↓
汗の量が増える
という悪循環にも陥りません。
汗は脇下において特に量が多いので、事前に対策をしておきましょう。
あまりに汗がひどい場合は「多汗症」の可能性も
多汗症とは、人よりも多くの汗をかいてしまう病気のことです。
脇下に多く分布する「エクリン汗腺」への異常な発汗信号が主な原因。
多汗症の人は気温や体温に関わらず、多くの汗が出ます。
よってあまりに汗が多く出る場合は、緊張のみが原因ではなく、多汗症の可能性もあります。
多汗症は病気であるため、汗を抑えるためには病院や美容クリニックでの治療が必要です。
具体的には、以下のような治療方法があります。
- ボトックス注射
- ミラドライ
それぞれの治療方法について、詳しくみていきましょう。
【多汗症の治療法①】ボトックス注射
ボトックス注射とは、「ボツリヌストキシン」を含む注射を打つことで、エクリン汗腺への異常な発汗信号を抑える治療方法のことです。
注射をしてから3日程度で効果が現れ、半年程度は効果が持続します。
気軽に受けられる多汗症治療ですが、効果が切れるたび再度注射が必要なのが難点です。
【多汗症の治療法②】ミラドライ
ミラドライとは、マイクロ波でエクリン汗腺を破壊する多汗症治療です。
切らずに多汗症が治せる治療方法として、近年注目を集めています。
一度破壊した汗腺は復元しないため、ボトックス注射とは違い、効果は半永久的に継続します。
治療直後は患部が多少腫れますが、日常生活への大きな影響はありません。
ただしミラドライは神経が集中する手のひらには使えず、適用部位は脇下のみです。
まとめ
緊張したときに出る汗、非常に困りますよね。
大事なプレゼンや商談中に汗が出たら、見た目やニオイが気になってしまいます。
しかし緊張性の汗は、ある程度対策ができます。
本記事で紹介した対策を実施して、自信を持って大事なプレゼンや商談に臨みましょう。