こんにちは。
ビューティウィンド編集部です。
切らずにワキガや多汗症が治せる治療法として、近年「ミラドライ」と「ビューホット」が注目されています。
ネットの広告などで見かけて、興味を持った人もいるのではないでしょうか。
しかし一方で、
と疑問を抱いている人も多いはずです。
そこで本記事では、ミラドライとビューホットの違いを分かりやすく解説します。
切らずにワキガや多汗症を治したいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
ミラドライの仕組み
ミラドライはマイクロ波を用いたワキガ・多汗症治療です。
患部へとマイクロ波を照射し、ワキガ・多汗症の原因であるアポクリン腺やエクリン腺を破壊します。
マイクロ波でアポクリン腺やエクリン腺に熱エネルギーを与えつつも、表皮付近を同時に冷却するため、肌へのダメージも少ないです。
もともとはアメリカ発の治療方法ですが、近年は国内の美容クリニックでも広く採用されています。
ビューホットの仕組み
ビューホットとは、36本針のカートリッジを患部に刺し、高周波を放出するワキガ治療です。
高周波でアポクリン腺やエクリン腺を破壊し、機能を停止させます。
治療に使うカートリッジには冷却機能もあるため、患部を火傷する心配はありません。
近年話題のワキガ治療方法ですが、採用している美容クリニックの数は現状では少なめです。
ミラドライとビューホットで共通するメリット
ミラドライとビューホットには、以下のようなメリットがあります。
手軽に治療ができる
ミラドライとビューホットはどちらも切開が不要であり、施術が短時間で済むのが魅力。
忙しい人でも、手軽にワキガや多汗症が治療できます。
治療の跡が残らない
ミラドライとビューホットは、どちらも治療の跡がほとんど残りません。
多少の腫れが出ることはありますが、時間をおけば綺麗になります。
治療後の傷跡を気にする人にも、ミラドライとビューホットはおすすめです。
痛みが少ない
どちらも局所麻酔をしますが、治療中も治療後も痛みが少ないという特長があります。
「ワキガや多汗症を治したいけど、痛いのは嫌」という人にも向いていますね。
効果が半永久的に持続する
ミラドライとビューホットは、再発リスクが極めて少ない治療方法です。
一度破壊した汗腺が再生することはないため、効果は半永久的に持続します。
一度施術すれば、今後ワキガや多汗症の心配をする必要がなくなるのが魅力です。
ミラドライとビューホットの違い
ミラドライとビューホットの主な違いは、下記の6つです。
- 適用できる部位
- 適用できる症状
- 施術時間
- 施術前の準備
- ダウンタイム
- 料金
それぞれ詳しくみていきましょう。
適用できる部位
適用できる部位 | |
ミラドライ | ワキのみ |
ビューホット | ワキ以外の部位も可能 |
ミラドライは神経が集中する場所には使えないという弱点があり、基本的に適用できるのはワキのみです。
一方でビューホットはワキ以外の、手のひらや乳首などの部位にも適用できます。
適用できる症状
適用できる症状 | |
ミラドライ | ワキガ、ワキの多汗症 |
ビューホット | ワキガ、すそワキガ、チチガ、多汗症 |
ビューホットで破壊できる汗腺は針を刺した周辺のみなので、ミラドライよりも範囲が狭いです。
そのため、ワキガやワキの多汗症であればミラドライのほうが向いているでしょう。
施術時間
施術時間 | |
ミラドライ | 60分前後 |
ビューホット | 30分前後 |
施術時間に関しては、ビューホットの方が短いです。
とは言えどちらも、それほど時間のかかる治療ではないので、この差はそれほど気にする必要はないでしょう。
施術前の準備
施術前の準備 | |
ミラドライ | 事前にワキ毛を剃る |
ビューホット | なし |
ミラドライの場合は、事前にワキ毛を剃っておく必要があります。
他に特別準備することはないので、どちらの治療も気軽に受けられます。
ダウンタイム
ダウンタイム | |
ミラドライ | 数日の間、激しい運動は不可。
1週間程度は腫れが残る。 |
ビューホット | 数日間腫れが出るものの、日常生活への影響はなし。
かさぶたは1週間程度で焼失する。 |
どちらの治療方法も、日常生活に大きな影響は与えません。
但し、腫れやかさぶたの回復には個人差があります。
料金
料金(両ワキ) | |
ミラドライ | 330,000円 |
ビューホット | 350,000円 |
※ウェルネスビューティクリニック 名古屋院の場合
料金についてはミラドライの方が若干安いですが、そこまで大きな違いはありません。
症状や部位に応じて、最適な治療方法を選びましょう。
まとめ
ミラドライとビューホットはどちらも切らずに治療を行えるのがメリットですが、適用できる症状と部位が異なります。
治療を受ける際は、自分の体のどの部位に、どんな症状が現れているのかを自覚することも大切です。
どちらが自分に合っているのか迷う場合は、美容クリニックで相談しましょう。