こんにちは。
ビューティウィンド編集部です。
多汗症で悩んでいる人の中には、
という人も多いのではないでしょうか。
たしかに外用薬で多汗症が治るなら、積極的に選択したいですよね。
そこで本記事では、多汗症治療における外用薬の効果や種類について解説します。
外用薬で多汗症を治したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
多汗症は外用薬で一時的に抑えられる
多汗症の外用薬は存在しますが、外用薬では多汗症を根本治療できません。
効果が切れると元のように汗が出ますが、数日間〜数週間は効果が持続しますし、反復使用すれば継続して汗を抑えることができます。
多汗症治療で処方される外用薬の種類
多汗症治療においては、塩化アルミニウム溶液を含む外用薬が処方されるのが一般的です。
塩化アルミニウムには汗腺を閉鎖させる働きがあるため、過剰な発汗を抑える効果があります。
外用薬は液状であり、患部に塗り込むように使います。
ベタつきはなく、サラサラしているため、ストレスなく使えるのが特徴です。
なお塩化アルミニウム溶液を含む外用薬は、副作用の心配はほとんどありません。
体質を気にせず、どんな人でも使えるのも魅力です。
重度の多汗症でなければ、市販の制汗剤という選択肢も
病院やクリニックに行くほどの重度な多汗症でなければ、市販の制汗剤を使ってもいいでしょう。
制汗成分が含まれる製品であれば、一時的に汗を抑えてくれます。
病院やクリニックで処方される外用薬ほどの効果はなく、また根本治療にはつながりませんが、気軽に汗を抑えたいなら使ってみる価値ありです。
外用薬以外なら多汗症を根本治療も可能
前述の通り、外用薬で多汗症は根本治療できません。
外用薬を使い続けるのは手間もお金もかかるので、多汗症に悩まされているなら根本治療を検討してもいいでしょう。
汗腺を切除する外科手術もありますが、近年は傷が残らないミラドライやビューホットが人気です。
ミラドライ
ミラドライは患部にマイクロ波を照射する治療方法です。
多汗症の原因である「エクリン汗腺」を破壊するため、症状が再発する心配がありません。
ダウンタイムも少なく、すぐに日常生活に戻れます。
ワキの多汗症向けの治療です。
ビューホット
36本の針ついたカートリッジを患部にあてて高周波を流し、汗腺を破壊する方法です。
こちらもダウンタイムが少なく、すぐに日常生活に戻れます。
ミラドライのほうが広範囲の汗腺を破壊できますが、ビューホットはミラドライを使えない手足の多汗症にも使える治療です。
まとめ
多汗症の外用薬は根本治療にこそつながりませんが、軽度の多汗症であれば十分にその効果を発揮してくれます。
「汗が気になるけど、病院やクリニックで本格的な治療をするほどではない」という人にも向いていますね。
手軽に多汗症の症状を抑えたい人は、外用薬での治療を試してみましょう。